以前、医療職をしていると

記載したことがありますが

私はお家を廻る看護師をしています。



年々その職人口も増えていってますが

まだ世間一般では知らない方も多い

 訪問看護師 」という分野。



一口でいうならば

訪問ヘルパーさんの看護師ver.


各お家を訪問し

病院と同じように

点滴であったり 薬の管理であったりと

その方に合わせた必要なケアを行います。



訪問に限ったことではないですが

この仕事をする上で

避けることのできない 死 というもの。



最近久しぶりにあった最期のときを

見つめなおしてひとつ思うことを。





1年ほど事業所みんなで

関わらせていただいていた方。


前の日、

職場内で最後に関わったのは私で

次の日には

誰も予想していなかった不慮の事故で

もう会えない人となりました。



この仕事をはじめて

たくさんの最期をみてきましたが

その度に襲われる無力感。



今回は

その日の夜中に起きた

不慮の事故ではありましたが

それでも最期に関わったのは私で

最期の関わりが

本当に私で良かったのか、

何か出来ることはなかったのか。

そう どうしても思ってしまいます。





それでも、

最後になったその日、

その方がたくさん笑っていて

それを家族さんがみていてくれていて。



お通夜で


前の日に楽しそうに話してた。」


家族さんから その言葉を聞き 

最期に笑っている姿を観ることができて

家族さんもその姿を確認できて

私で良かったんだろうか と

ほんの少し 思うことができました。





私は看護という仕事に就き

今年で8年目を迎えましたが


仕事をする上でひとつ

決めていることがあります。




私と関わっている時間、


少しでも笑顔になってもらえるように、

昨日よりほんのすこし笑っていられるように。


いうのを目標に

一人一人と関わりを持つようにしています。





明日が来るのは 本当に当たり前じゃなくて、

それは病を抱えていても

抱えていなくても 誰しも訪れるもので。



人と関わり命に触れるこの仕事、

その一瞬一瞬を大事にしなければ と。


日々 自分に言い聞かせ 奮い立たせています。



本当はもっとこうしてあげたらよかった。

あのとき ああやって出来たのに。



後悔はいくらでも出てきますが

最期のときに満足いくことは

本当に難しいことだと


自分の家族含め

たくさんの最期をみてきて

そう思います。





「 今を大切に 」



という言葉の重み。


よく自身に言いたくなる言葉ですが

その周りを取り巻く環境、

関わる側もその言葉を受け止めなければ。



家族でもいい

友だちでもいい


自分が大事にしたいその方へ

関わりはそれでいいのだろうか。



忘れないで欲しい

そのことが少しでも伝われば


と思って

久々の記事は

このことにしました。





叶えられなかった願いや 

最期に触れてきたからこそ

自分の私生活で

いろいろ挑戦してしまうのだと思います。




綺麗なものを
美味しいものを
自分で選び 
出会える今。


ひとつひとつ
出逢いを大切に。






2017.12.06  ごま塩